Contenporary Dance

1.異ジャンルとのコラボレーション

斉藤栄治[コンテンポラリーダンス]

コンテンポラリーダンサーで近年は振付や演出も手がける斉藤栄治。今年で4年連続の出演となり、お酒が大好きなこともあって、彼は八戸の横丁の代名詞になりつつある。例年ソロでの作品に取り組んできたが、今年は異なるジャンルの表現2組と共演する。一体どんなパフォーマンスを見せてくれるのだろうか。

 斉藤栄治

齋藤英治×タカヨシ<OVERHEADS>[映像]

会場:六日町 男山ビル5階・元駐車場スペース。主演日:10月4日(金)・5日(土)18時30分/19時30分/20時30分

近年世界各地でおこなわれているライトショー。世界中で話題になっているプロジェクションマッピングやVJの技術を駆使し、今回は八戸の横丁でライブカメラを使い、コンテンポラリーダンスとコラボレーションする。気鋭の映像クリエーター・タカヨシと、斉藤栄治の身体パフォーマンスがどのような融合を見せるのか。

プロジェクションマッピングの様子 VJの様子

齋藤英治×泉彩菜[日舞]

会場:六日町 男山ビル5階・元駐車場スペース。主演日:10月4日(金)・5日(土)18時30分/19時30分/20時30分

日本舞踊は、身体の細やかな表情で、演じ手の感情や情景までも表現することができる日本の伝統舞踊だ。それぞれには決まった型があり、演目にもさまざまなものがあるが、創作で演じられることはそれほど多くない。その日本舞踊とは一見正反対にも見える「コンテンポラリーダンス」が今回共演する。踊り手は泉彩菜。両者が交わった時に見える、日本の舞踊の身体性とは。

2.南郷アートプロジェクト

森下真樹いないDEショウ!!〜小ママたちの大ママの座を狙う壮絶バトル編〜

会場:長横町ジャスマック八戸館3階「パーティルーム」。出演日:10月4日(金)・5日(土)19時00分/21時00分

大ママ森下真樹が男を追って旅に出て、トップ不在となったクラブ『マキ』・・・。小ママの山﨑麻衣子と笠井晴子の二人による勢力争いが、ついに火蓋を切る!競い合う二人、大ママの座を勝ち取るのはいったいどちらか。沢代キュートン扮するホストたちをも巻き込んで展開する、クラブ『マキ』を巡る人間模様のダンスショウ。2012年「酔っ払いに愛を」で好評を得た「森下真樹ダンスショウ!2」の続編、今年もお楽しみあれ。

八戸釦音堂/ジャズバンド(5日のみ)

左から 山﨑麻衣子/小ママ役、笠井晴子/小ママ役、森下真樹/大ママ役・監修、沢代キュートン/ホスト役

  • 山崎 麻衣子
  • 笠井 晴子
  • 森下 真樹
  • ホスト役

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TALK

3.横丁、それはある種の銀河系。ひとつとして同じ星はないように。

ヴィヴィアン佐藤

会場:長横町ジャスマック八戸館3階「パーティルーム」。出演日:10月11日(金)・12日(土)19時30分/21時00分

さまざまなジャンルを横断するアーティスト、ヴィヴィアン佐藤は、大都会東京の夜をも横断する蝶のような存在だ。なんと、八戸の横丁には何度も訪れたことがあるという。最近は東京のあちこちでも、横丁の薄暗くて汚いイメージが一回りして、おしゃれな場所として注目されているが、今回は八戸を舞台に、横丁のこと、芸術のこと、うまい肴のこと…などなど、毎回ゲストを招いてヴィヴィアン佐藤がトークを繰り広げる。

ヴィヴィアン佐藤

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Theatrical Performance

4.横丁に生まれた表現者

十日市 秀悦

会場:長横町ムーンプラザ1階 元「北石」。出演日:10月4日(金)・5日(土)19時30分/21時30分

横丁生まれの横丁育ち、十日市秀悦は「酔っ払いに愛を」になくてはならない存在。例年、彼が子どもだった昭和の頃の横丁での体験や爆笑エピソードを語ってきた。4年目の出演となる今年は少し趣向を変え、昭和時代の名番組を再現してくれるらしい。当時を知る人も知らない人も、知らぬ間に昭和の気分に引き込まれること間違いなし!

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Roving Performance

5.いたずらウオッチング的なぷちドキュメンタリー

un-pa

会場:長横町を中心とした横丁各所。主演日:10月4日(金)・5日(土)18時00分〜22時00分随時出没

un-paパフォーマーが会場内や街の中を回遊しながらいろいろなハプニングを起こすロービングパフォーマンス。日本各地に出没するun-pa、一体彼は横丁という小さな街の中に飛び出して、どんな出会いをもたらしてくれるのだろう。

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Classical Ballet

6.ガールズトーク・バレリーナ

バレエ 小笠原 雅、振り付け・演出 辻 眞弓

会場:五番街 元「りりっく」。出演日:10月4日(金)・5日(土)19時00分/20時00分/21時00分

「横丁」と「クラシックバレエ」。 正当で純粋な美しさを兼ね備えたクラシックバレエと、その佇まいもイメージもどこか不完全さが漂う横丁、それらは相反する存在のように思われる。仙台からやってきたバレリーナは、そんな違和感の先に、私たちに何を思い描かせるのだろうか。

小笠原 雅

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Community Dance

7.地域の人と作るということ

加藤由美×横丁コミュニティダンサーズ

会場:八戸昭和通り、協同ビル2階 元「そしある大輪」。出演日:10月11日(金)・12日(土)19時00分/20時00分/21時00分

ダンサーとして世界各地で公演を行う加藤由美は、自身が踊るだけでなく、日常ではダンスに触れることのない地域の人々とともに作品を作り上げた経験も豊富。今回は、公募で集まった八戸の市民ダンサーズとともに、八戸の横丁でしか生まれない作品づくりに挑む。横丁という場の持つ力が、ダンサーたちによって可視化される。


横丁コミュニティダンサーズ


加藤 由美

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Play

8.演劇で「人と地域を作る」

劇団INTELVISTA

会場:長横町ムーンプラザ1階 元「北石」。出演日:10月11日(金)・12日(土)19時00分/20時30分/21時30分

青森県内を拠点に活動する「劇団インテルビスタ」が八戸の横丁に初登場する。昨年秋に八戸で開催された「はちのへ演劇祭」への出演をはじめ、自主公演も積極的に行っており、県内では指折りのエネルギッシュな劇団だ。今回は劇団から2人の役者が登場し、本公演のために書き下ろした脚本を演じる。

演劇中の劇団INTELVISTA

出演:田面木昭憲(左)赤沼哲史(右)

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Public Participation

9.公募枠がアツい。

公募枠紹介

「酔っ払いに愛を」では、2012年より公募枠を設け、市内外のさまざまなアーティストが出演!
今年は東京、仙台、三沢などから、8組の気鋭の出演者たちが集結!!日替わりでさまざまな場所に出現するパフォーマンスとの出会いをどうぞお楽しみに!

大庭れいじ

1965年八戸市生まれ。幼少時の病気が原因で聴覚を7割ほど失う。2008年8月に難病(潰瘍性大腸炎)になり現在闘病生活。短歌、小説、アート作品などの創作に取り組み、97年デーリー東北新春短編小説で第1席入賞。未来短歌会所属(岡井隆氏に師事)。2011年10月第1歌集「ノーホエア・マン」を出版。震災後は復興支援のためにチャリティ似顔絵(アート展)やチャリティ朗読ライブを手がけるほか、県内外で精力的に活動中。「詩のボクシング」2012年青森大会準優勝。

大庭れいじ

短距離男道ミサイル

東日本大震災後の2011年4月に仙台で結成された演劇パフォーマンスユニット。男が昂ぶったときに放出されるエネルギー、汗、涙等のほとばしりを武器とする。開き直ったかのようにただただ『勢い』や『気持ち』、『叫び声』等を届けようとするその姿勢が、『あれ、思ったより気持ち悪くない。むしろ悪くない』と仙台のみならず全国でも大反響を起こし始めている。

短距離男道ミサイル

金子愛帆・大園康司(11日のみ)

金子愛帆|1989年生まれ。日本女子体育大学舞踊学専攻卒業。ダンサーとして冨士山アネット、nibrollなどの公演に参加する他、振付家として作品を発表している。

大園康司|1986年生まれ。桜美林大学総合文化学群演劇専修卒業。橋本規靖とのダンスユニット、かえるP主宰。演劇の振付、サックスやピアノ等とのコラボレーションも行っている。

金子愛帆・大園康司

Misawa International Traveling Show

三沢インターナショナルトラベリングショー(MITS)は、さまざまな国で暮らしてきた経験を活かしたパフォーマンスグループです。演じるメンバーは、全員高校生。今回の公演では、様々な文化のハイブリッドであるクインシー・ジョーンズの“ビッグバンドボサノバ”の音楽に乗せて、電飾をまとってのパフォーマンスをお送りします。

Sagara(12日のみ)

Studio ritamベリーダンサー&インストラクター。

バレエを6年経験した後、ベリーダンスへと転向。2007年よりKIKI氏に師事。2011年よりMIHOに師事。Studio ritamならではのワールドフュージョンスタイルや、ベリーダンスの要となるオリエンタルミュージックを表現できるダンサーとして、大きな信頼を得ている。八戸市出身。

Sagara

矢吹唯

1990年生まれ。埼玉、東京、八戸で育つ。八戸在住時、昆賀子に師事する。12年日本女子体育大学舞踊学部卒業。在学中、三東瑠璃、関かおり+岩渕貞太、三浦宏之の作品に参加。卒業後、関かおり「ヘヴェルルッド」「マアモント」に参加する。

矢吹唯

テントセン(11日のみ)

株式会社ウィローズ所属。青森県田子町出身の西村ユウヤと、岩手県洋野町出身の高下タカヒロからなるお笑いコンビ。2013年6月に事務所に所属。八戸学院大学・短期大学の番組制作サークルBe-laboでの出会いがきっかけでコンビを結成。どちらがボケ・ツッコミという決まりはなく、さまざまなジャンルのお笑いに挑戦している。現在、八戸テレビ「ハチバン!」、YouTube配信番組「なまけものだもの」に出演中。

テントセン

梵我(12日のみ)

DJyORICASA / SUBLOW / FATTYによるライブペインティング×映像×音を自由に表現するユニット。2012年、「音楽でもない、ARTでもない“空間”という単位において表現を追求する。」をコンセプトに八戸にて活動を開始。抽象的な文様や音、映像が入り乱れた世界を構築する。DJyORICASA/SUBLOW/FATTYとして互いにソロ活動も展開しており、様々なクラブでのライブペイントから、DJ、空間演出などアンダー/オーバーグラウンドを自在に行き来する。2013年現在、共に八戸を拠点に活動中。

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